高血圧の症状を知ってますか？

高血圧を防ぐためには、高血圧かな？と気付くことが出来るよう、
症状も知っておくと良いでしょう。
と言っても、本当のところ、高血圧には、特有の症状と言うものはないのです。
それが難しいところで、注意も要りますね。



一応、肩こり、頭痛、頭重、動悸、息切れ、耳鳴り、めまいなどがあれば、
気をつけましょう。
これらの症状は、疲労やストレス、風邪、更年期障害などの症状としても現れますが、
症状が続くなら医師の診察を受けた方が良いでしょう。

他に、高血圧の場合、鼻出血や耳鳴り、めまいの症状もありますが、
その割合はあまり多くないようです。
初期のうちに高血圧を発見するには、やはり年1回は健康診断を受けることです。
高血圧かどうかを判断するのに、血圧の基準値も知っておくと良いでしょう。



日本では、日本高血圧学会が「高血圧治療ガイドライン」を定めています。
このガイドラインによると、正常血圧は収縮期血圧が130mmHg未満、拡張期血圧が
85mmHg未満となっています。
高血圧は、血圧が 140/90mmHg以上でI度、II度、III度に分類されています。
最大か最小のどちらか一方だけが高めの場合も高血圧ですが、最小血圧が高い場合
要注意です。