メタボと高脂血症の関係とは？

メタボと関わってくるものとして、高血圧、肥満などがよく指摘されますが、
最近は、高脂血症とメタボの関係も重視され始めています。
あまり聞きなれない言葉ですが、高脂血症とは、どのような症状なのでしょうか？



高脂血症は、文字通り血液の脂が多い状態です。
血液中にはいろいろなものが存在しますが、その中に、脂質としては「コレステロール」
「中性脂肪」、「遊離脂肪」そして「酸リン」の4種類が存在しています。
このうちのコレステロール、中性脂肪が多過ぎる症状が高脂血症です。

ただ、血液中の脂肪が通常より増えても、特に具合が悪くなるわけではありません。
このため、自覚症状もほとんどないものです。



しかし、血液中に増加した脂質が血管の中に蓄積されると、動脈硬化の原因となります。
また、内臓脂肪にも中性脂肪が溜まった状態になるため、動脈硬化に加えて脂肪間などの
合併症を引き起こす危険もかなり高くなります。
自覚症状が無いだけに、結構怖い病気ですね。