高脂血症のための市販薬とは？

高脂血症の薬で、市販で手に入るものもあります。
どのようなものか、一応予備知識として持っておいた方が良いでしょう。
良く知られているもので、「エパデール」があります。
高脂血症の適応症を持っている薬としてはこれだけで、
他の製剤は高脂血症には使えません。



服用には医師の診断が必要です。
注意すべき点として、下痢、便秘などの副作用が起こることがあります。
また、血液の固まる性質（凝固性）を抑える作用の薬なので、月経中の人や、
出血しやすい人は、使用を避けたほうが無難です。
併用薬によっては、作用が増強されて危険で逆に効果が抑えられることもあるため、
他に薬を使用している場合、必ず医師に伝えなければいけません。

薬ではありませんが、メタボ予防のためのトクホ（特定保健用食品）として
「コレスケア」があります。



「特定保健用食品」とは、食品中に含まれる特定成分が、
動物やヒトに及ぶ様々な試験等から、健康の維持増進に役立つことが科学的に
証明された食品のことです。
厚生労働省から「保健の用途・効果」を具体的に表示することが許可されています。
1日1本を目安に飲むと良いようです。
一度に多く飲むよりも毎日一本続けて飲むことが大切です。
飲み続けると約2週間後ぐらいから、効果が現れてくると言われます。