塩分の摂りすぎがよくない理由

メタボでも、高血圧気味の場合、やはり要注意でしょうね。
生活習慣病を防ぐためにも、高血圧は予防しなければいけません。

それには、塩分を控えること、とよく言われます。
では、何故塩分の摂りすぎがよくないのでしょうか？



塩分の摂りすぎで、塩に含まれるナトリウムが増加すると、
血管壁の塩分含有量が増え、血管の壁が厚くなります。

また、交感神経が刺激され、血管がより強く収縮しやすくなります。
また、塩分を摂りすぎると、腎臓が塩分を排出する機能が追いつかなくなり、
ナトリウムの濃度が高くなります。すると、ナトリウムの濃度を下げるために
水分量が増加し、血液の量も増えるのです。
こうしたことから、塩分を摂りすぎると、高血圧につながるのですね。



塩分の摂りすぎを抑えるには、あまり濃い味でなく、
薄味にすることがポイントでしょう。
また、ビタミンＣ，Ｅが多く含まれたものを摂ると、
血管の内側に過酸化脂質が溜まるのを防げます。

ビタミンＢは、血管の内側に付着した過酸化脂質を取り除いてくれます。
こうしたものが多く含まれたものを食べるようにしましょう。