コレステロール値の見方

健康診断の血液検査で、コレステロールの値が測定されます。
でも、いざ、コレステロール値を知ることが出来ても、
その意味がわからなければ、仕方ないですよね。
日本では、通常、総コレステロール値が220以上の場合、
コレステロール値が高いとされます。



ただ、食事をしたすぐ後だと、コレステロール値は少し高く、
中性脂肪の値も高くなります。
12時間絶食した後に行うと、より正確な正常値が測定できる、
ということは知っておいたほうが良いでしょう。

また、総コレステロール値が高いからといって、すぐに治療が必要、
というものでもありません。
総コレステロールが高い、と診断された場合、暴飲暴食を控え、
食生活の改善を心がけることです。
ある程度食生活を改善した上で、再度検査を受け、コレステロール値が
改善されていれば、心配は無いでしょう。



男性で、普段から運動不足気味の人や、酒をよく飲む人、
女性ではホルモンの関係で閉経以後の人は、少し注意が必要です。

特に糖尿病の人や、血縁者に心筋梗塞の病歴をもつ人がいて、
検査値が正常範囲からはずれていたら要注意となります。
この場合は、医院で詳しい診察を受けたほうが良いでしょう。